にしいちブログ

少年スキージャンプもなかなか面白い!!

道の短い夏もいよいよ本番となり道内各地で気温が30度を超えています。そんな中、729()に札幌で行われたサマージャンプ大会で、看護師と一緒にメディカルサポートを行いました。今回は道内外の小中学生が参加する『第5回雪印メグミルク杯ジュニアサマージャンプ大会』で、『大倉山』の手前にある『荒井山』で行われました。幸いケガらしいケガはありませんでしたので徒然なる体験記をお届けいたします。

この日はAM10時の時点で晴れ時々曇り、気温27度、湿度70%という蒸し暑い気候でしたがジャンプ台のある山あいには時折さわやかな風が通り過ぎていました。

スキー板は冬季と同じものを使いますが、雪のある冬とは異なり、選手は散水機で水をまいた人工芝にランディングします。冬のジャンプが白を基調としたモノトーンの世界だとすれば、サマージャンプは豊かな緑に夏の太陽が降り注ぐ陽気なラテンの世界といったところでしょうか(あくまで私見)。

今回の大会には小学生52人(うち女子ジャンパー21人)、中学生42人(うち女子ジャンパー10人)で、道内勢59人、道外勢35人(青森・秋田・岩手・宮城・新潟・山形・長野・山梨)が参加していました。

(特に小学生選手は)まだあどけない子供達ですが、自分のジャンプに納得がいかなかった時は着地直後に『ちくしょー』と気持ちを素直に表したり、『踏み切りが早かった!』など冷静な自己分析をしていました。そして外したスキー板をかついで歩く後ろ姿はもう充分いっぱしのジャンパーです。将来が楽しみです。

ある小学6年生の男子選手は、神奈川県から引っ越してきて生まれて初めてゲレンデスキーを始め、その翌年に『ジャンプをやりたい!』と言って始めたそうです。ジャンプをしていて楽しい時ってどんなとき? と聞いてみると、『時々ふわっと浮いた時!』と嬉しそうな表情で教えてくれました。まさに子どもは十人十色。どこにその子どものスイッチがあるか予測不可能、無限の可能性を秘めておりまるで“iPS細胞”です。

どうですか?寒いのが苦手で冬のジャンプ観戦はちょっと・・・というあなた。短パンと半袖で観戦できるサマージャンプはイチオシ! ピクニック気分でどうぞ!! 緑に囲まれた山からは札幌の街並みも見ることができ、道外からお客さんが来たら是非一緒に行ってみてください!! 札幌スキー連盟のHPhttp://www.age.ne.jp/x/sas/)に年間のスケジュール表が公開されていますので活用して下さい。

今週末の81()2日(日)には『宮の森』で70m級、『大倉山』で90m級がそれぞれ行われます。AM10時半から開始ですのでお誘い合わせのうえ是非どうぞ・・・

 

※写真説明 (写真をクリック! 2度目のクリックで鮮明写真が ♥♥♥)

2015年7月30日 | 投稿者:副院長 小畠 昌規



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