院長挨拶

当院は、平成3年12月に西岡第一病院として名称変更し、現在に至っております。

平成9年からは、主に整形外科中心の急性期医療を実践すべく、取り組んでまいりました。その中でも、特にスポーツ整形外科の分野に力を入れて治療を行ってきました。近年、若年者のスポーツ活動開始時期の低年齢化や、中高年の健康維持のための市民レベルでのスポーツの普及に伴うスポーツ障害、外傷は増加傾向にあります。当院では、早期スポーツ復帰を目的に、各々の患者様の年齢や活動レベル等を考慮した上で、装具療法、手術療法、リハビリ療法などの総合的、専門的な治療を行っています。

 

その一方で、高齢化に伴う脊柱、関節の疾患や、骨粗鬆症に基づく骨折等の外傷も増え、QOL(生活の質)の低下を余儀なくされる高齢者の方が増加しています。当院では、そのような患者様にも、QOLの向上を目指し、早期に日常生活や社会復帰していただけるよう、適切な治療法を選択し、積極的にリハビリテーションを行っております。

 

整形外科の分野は、対象となる患者様の年齢層が広く、怪我、疾患の部位や症状が多岐にわたるため、同じ怪我や疾患であっても、各々の患者様の状態で治療方針が異なる場合が多々あります。患者様に対して疾患や治療法等につき十分に説明し納得していただいた上で、患者様の意志やニーズを最大限に尊重しながら治療を行えるよう、常日頃考えて努力しております。

 

最近では札幌市内のみならず、道内各地からも患者様に来ていただけるようになってまいりました。今後とも職員一同、患者様に安心と信頼、満足していただける良質で安全な医療を提供させていただくとともに、より専門的な医療を提供するため日々研鑽、努力を継続していく所存でございますので、なにとぞよろしくお願いいたします。

 

 

社会医療法人仁陽会 西岡第一病院

院長 皆川 裕樹



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