新年あけましておめでとうございます。副院長の小畠です。病院では一般およびスポーツ整形外科のほか、肩関節部門を専門として診療を担当しております。

　このたび１月25日(月)に『肩の病気と日頃のケアについて』の講演会（主催：札幌市医師会豊平支部）でお話しさせていただくことになりました。昨年に引き続き2回目となります。場所は豊平保健センター（豊平区役所よこ）で午後14時に始まります。（案内パンフはここをクリックして下さい）

今年は気候的には穏やかに一年が始まり、札幌市内の降雪量はそれほど多くなく、除雪で体を痛めている人はまだ少ないのではないかと思います。

しかしこれから本格的な除雪シーズンが始まります。膝や腰もさることながら、除雪で意外といためてしまうのが『肩（かた）』です。

『肩こり』『五十肩』など症状に悩んでいる方々が比較的多いにもかかわらず、膝や腰と違って情報に接する機会が比較的少ないのが『肩』の領域です。今回の講演では、肩が痛いときに知っておくべきポイントにつきまして、基本的な話から最新の治療まで私なりにわかりやすくお話しいたします。さらに、肩疾患の中で最も手術治療になりやすい『腱板断裂（けんばんだんれつ）』を少しでも予防するために、特に除雪のコツやポイントについてもお話しもいたします。（医者のお話し＋理学療法士（札幌市健康づくりサポーター）による簡単なエクササイズ実技＋質問＝全部で90分程度）

平日の午後でなかなか参加しづらいかもしれませんが、一人でも多くの方にお越しいただき、肩の知識を深め、今後の健康維持に役立てていただきたいと思います。　原則的に参加対象は豊平区民ですが、豊平区以外の方の参加もOKです。お問い合わせは豊平区保健福祉部健康・子ども課（TEL：822-2472）までお願いいたします。

2016年1月12日 ｜ 投稿者：副院長 小畠 昌規