にしいちブログ

日本体育協会公認アスレティックトレーナー

リハビリテーション部の山根裕司です。

今回、日本体育協会公認アスレティックトレーナーの試験に合格しました。

この資格は、各中央競技団体(日本サッカー協会など)から推薦を受けた者、全国で年間100名が講習・試験を受けて取ることができます。講習は1週間ほどの期間のものを5回関東と愛知で受けなくてはいけません。講習が修了すると筆記試験の受験資格が得られます。筆記試験に合格した後に実技試験を受け、合格してやっと資格が得られます。資格取得には最低1年半ほどかかります。試験の合格率は低く、現在全国で2000人弱しかいないとのことです。

トレーナーという資格は、スポーツジムで指導している人や、サッカーや野球でケガをしたときにフィールドへ飛び出して行く人などが思い浮かぶかもしれません。アスレティックトレーナーとは、スポーツでケガを予防するためにどうすればいいか、ベストコンディションでスポーツを行うためにはどうすればいいかといった知識を持った専門家とされています。具体的な内容はスポーツ医学、ケアの予防やパフォーマンス向上のためのトレーニング方法、ケガをした後のアスレティックリハビリテーション、栄養、疲労回復の方法、スポーツ現場での救急処置などについて勉強します。

日本体育協会公認アスレティックトレーナーは、日本で唯一のトレーナーの資格です。西岡第一病院では、山本部長が保有しており、この資格と理学療法士の両方の資格を持ったスタッフが複数いる病院は北海道でも少ないと思います。他にも西岡第一病院のリハビリテーション部には様々な種目のスポーツ現場で活動しているスタッフが多数おります。スポーツを行っていて、疑問等ございましたらお気軽にご相談いただければと思います。

 

*手続き等があるので、僕が正式に日本体育協会公認アスレティックトレーナーと認定されるのは10月1日になる予定です。

 

2012年4月12日



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