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2015年2月号 冬のスポーツによる膝(ひざ)のけが ~靭帯損傷と半月板損傷~

 子供の頃は色々なスポーツをすることで、全身の筋肉が鍛えられ、運動能力を高めることができます。特に北海道は冬が寒く雪がたくさんあるため、スキー、スケート、スノーボードなどができ、下半身を鍛えるのにとても良い環境です。しかし、これらのスポーツは速いスピードを伴うため、時に大きなけがにつながるので注意が必要です。

 ―膝の靭帯損傷とはどのようなけがですか  。

膝には4本の大きな靭帯があり、そのうち損傷しやすいのは内側側副靭帯と前十字靭帯です。

内側側副靭帯は膝の内側にあり、膝が横にずれるのを防いでいます。損傷の程度には、完全に断裂してしまうものから、一部分だけ切れるものまで様々です。この靭帯は、ほとんどの場合ギプスや装具を用いて治すことができます。3週間程度の固定とリハビリをすることにより、約2カ月で復帰することが可能です。

 前十字靭帯は関節の中にあり、膝が前後にずれるのを防いでいます。この靭帯はジャンプの着地やスキーでの転倒など、膝を捻ることにより受傷します。ほとんどの場合が完全断裂であるため、手術が必要になります。そのため、入院や長期間のリハビリが必要となり、完全に復帰するには8ヵ月から1年を要します。

 ―膝の半月板損傷とはどのようなけがですか。cheap online eyeglasses

 半月板とは膝の関節内にあるクッションです。靭帯と協調して膝の安定性を高め、関節軟骨を守る役割をしています。

 半月板の損傷は、一度の強い捻りの力により生じるものと、長い期間繰り返しの負荷がかかることにより生じるものに分けられます。前者の場合は、手術により縫合する必要があるため、復帰までに6ヵ月以上かかることも珍しくありません。後者の場合は、少しの間運動を中止し膝を休めることで痛みがとれることがあります。しかし、痛みが改善しない時、あるいは繰り返す時には手術が必要になります。

 

膝のけがは治療に長期間を要するものが多いため、スポーツ選手にとっては厄介なものです。しかし、姿勢や重心の位置、筋力アップをすることで、予防することは可能です。ひとり一人がからだに関する知識を持ち、自分のからだを見つめ直すことで、けがから身を守ることができるのです。

 今回でこのコーナーは最終回となります。2年間ご愛読いただき、ありがとうございました。

井上篤志副院長  専門は膝関節外科、スポーツ整形外科

*ストレッチの方法など詳しくは西岡第一病院のホームページをご覧ください。


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