熱球ナイン

2014年5月号 リトルリーガーズショルダー 〜小学生に起こりやすい肩の疲労骨折〜

 もっと速い球を投げたい!もっと遠くまで投げられるようになりたい!そう思ってみなさん一生懸命練習していると思います。ところが投げると肩が痛くなった!1週間キャッチボールをやめてみたけど投げたらやっぱり痛い…。こんな時に最も考えられる原因は、リトルリーガーズショルダーと呼ばれる肩の疲労(ひろう)骨折(こっせつ)(骨のキズ)です。小学生の骨は大人と違ってまだまだ成長中で、成長に必要な骨端(こったん)線(せん)というやわらかくて弱い部分(軟骨(なんこつ))があります。この骨端線はねじる力にはきわめて弱いという特徴があります。ボールを投げるときは骨端線にねじる力がかかるため、肩に負担がかかる投げ方をしたり投げすぎると、軟骨にキズかついてしまい痛みがとれなくなります。

-どんな症状ですか?

 はじめは投げ終わったあとに肩が重い感じがして、そのまま投げ続けると腕を振ったときに肩にズキッとした痛みを感じるようになります。ふだんの生活では痛くありませんが、ガマンして投げ続けると腕を上げただけで痛くなります。骨端線の部分を強く押したり、腕をひねると痛みます。レントゲン写真で骨端線のすきまが開いたりズレていることで診断がつき、重症か軽症かもわかります。

-治療のしかたと予防のしかたを教えてください

 手術をすることはありません。ほとんどの場合大きな後遺症を残さずに治ります。まずは3~4週間投球中止にします。投球中止の間にリハビリでメディカルチェックを行います。下半身の筋肉がかたくなっていないか、体(たい)幹(かん)(胸、腹、背中)がグラグラしていないかなど肩に負担のかかる原因がないかを調べます。悪いところを治すことで予防になります。骨端線の痛みがとれたら実際にボールを投げてフォームチェックを行い、徐々に投球を再開していきます。

小畠昌規副院長 専門は肩関節外科、スポーツ整形外科

*ストレッチの詳細は、西岡第一病院のホームページをご覧ください。


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